顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療の普及に努める!顕微鏡歯科ネットワークジャパンとは
複数名の認定医で構成された任意のグループ
顕微鏡歯科ネットワークジャパンは、平成22年に設立されたばかりの比較的新しい認定医グループです。全国に在籍する日本顕微鏡歯科学会認定医が複数名で運営しています。活動内容は主にv-Super Dentist認定制度の運営や管理、顕微鏡歯科治療の情報提供や教育などです。
顕微鏡歯科治療には知識や経験、高い技術が必要であり、認定医になるのも大変だとされています。患者さんがクオリティの高い顕微鏡歯科治療を受けるためには、より多くの歯科医師に正確な情報を提供し、教育を行うことが大切です。
顕微鏡歯科治療を中心に情報提供を行う
顕微鏡歯科ネットワークジャパンについて、患者さんよりも医師向けの活動を行っているように感じられるかもしれませんが、実際は患者さんと関わる機会も設けられています。たとえば、コロナ禍になる前は無料セミナーを開催し、患者さんにも顕微鏡歯科治療の紹介やメリットの説明を受けることが可能でした。
また、顕微鏡を使ったお試しブースもあり、自分の歯科治療に顕微鏡を取り入れるか検討することもできたのです。現在はセミナー以外の方法で、歯科医師と患者さんの両方に情報提供を行い、顕微鏡歯科治療の知識を広めています。
顕微鏡歯科治療の普及と教育を行う
顕微鏡歯科治療はまだ浸透していない地域が多く、県内でも数名しか認定医がいないというケースもあります。しかし、顕微鏡歯科治療は細部の虫歯や異常を発見し、早期に治療するのには欠かせない治療方法であり、より広い範囲に普及していくことが望ましいと考えられているのです。
そのために顕微鏡歯科ネットワークジャパンでは、Webサイトを介して地域ごとの認定医を紹介したり、歯科医師向けに教育を行ったりしています。v-Super Dentist認定制度の案内も行っているので、今後認定医が増加することに期待しましょう。